お正月になると巻が食べられる理由は古来より「無限」「成長」「生命」のシンボルとされているからです。おせち料理と言っても、重箱に入ってはいません。なると巻は主に「お雑煮」の具材の一つです。お雑煮の具材と言っても国内では関東方面と東北方面・北海道の地域で食べられています。ちなみに、北海道では、なると巻に似た「つと」が入っています。「つと」はなると巻のように断面が「うずまき」模様ではなく、断面は「つ」になります。なると巻の生産量が多い、地元焼津ではお雑煮の具材として入っていないの残念なことです。最後になると巻には表裏があります。「の」の字と読める方が表です・・・